みなさま、こんにちは
今回はサーカスTCのトリポッドの長さを10cm切断してみました。
切断方法やら、感じた事を思い思いに書きなぐっていきます
DIYとは?
よくちまたで耳にするDIY
皆さまはご存じでしょうが、Do It Yourself の頭文字
自分自身でという事なのですが・・・・
私の場合『どんどんいっちょやってみよう!」 なんて勝手に思っていた時期があり
「友人に言わなくて良かった」と思う今日この頃です
トリポッドをぶった切る!
さて、
本日の本題はこれ
トリポッドをぶった切る! です。
トリポッドって?
モノ・ジ・トリ・テトラ・ペンタ・・・・・・
そうです 高校の時 化学で学びましたよね?
モノ(1) ジ(2)トリ(3)という様に数字のギリシャ語での呼び方です
なので私的には トリポッドと言わずに
堂々と 三脚!と呼べば良いのに~と思う次第なのですが、やっぱり横文字がカッコイイと感じるんでしょうかね?
またまた脱線してしましましたが
今日はこいつを切断して、ついでにサーカスTCを設営してみましたので
そのあたりを掘り下げていきます
まずこいつ トリポッド

サーカスTCは通常1本なのですが中央の空間をうまく使える様に上の写真の様に3つの脚でテント幕をささえる脚になります。
とりあえず、活字は読むのが辛いという私と同年代の方向けに動画も撮影してみましたので良かったらそちらをご覧になってください
そしてあわよくば、チャンネル登録などしていただきますと嬉しくなってしまいます
今回、使用する幕は サーカスTCDX+
本日ブログを書いている段階で Amazonのスマイルセールで衝撃の価格
私が購入した時のなんと半額!


(下の絵柄をクリックするとAmazonサイトに飛びます)
なんて日だ! と言いたくなりますが それが世の常です
仮に割引になっていなくても、Amazonのセールの時は50%オフになっている時があるので購入しようと考えている方はちょくちょくAmazonのサイトを覗いてみてください
使い勝手の良いテントなので 特に私と同じような初心者キャンパーさんにはお勧めテントです。

今回このテントの骨組みとなるトリポッドの長さをカットして良い感じにしていくのですが
切断しないで張った時の感じがこちら

下のスカートが地面から少し上がっているのが分かるでしょうか?
風が少し吹くとひらひらとはためいて外の風が入ってくる感じの隙間があきます
夏はちょっと良い感じでしょうが、冬のおこもりキャンプとなるとこの隙間がすごく気になります。
まして、寝ている時は冷たい風が入り込んできたりしますので少し気になるところです。
何故なの?設計ミスなの?とググってみたところ
テンマクデザインのHPにてこんなQ&A発見

どうやら、スカートは浮くように最初から作ってあるとの事!
そりゃそうだよね~ 一酸化炭素中毒などで死亡事故とかあったら大変だものね
通気性が良くなるように微妙なバランスで設定してあるんだろうね~
なので、切断する場合は あくまでも
自己責任でお願いします。
仮に「お前の言うとおりにやったら大変な事になった!責任取れ!」と私に苦情言われても困りますからよろしくお願いいたします。
さて、自己責任という事をご理解いただいた方や興味がある方はこの先の記事を読んでみてください
続きを読むとあとは引き返せなくなりますのでご注意ください
自作(DIY)はあくまでも自己責任なのよ~
という事で自己責任においてメーカー保証も受けられない事も理解した上でポールを切断調整した時のスカートの感じがこちら


地面にピッタリでしょ!
実際使用してみた感想なのですが、風の侵入が劇的に減少して中はとても暖かかったです。
という事は、通気性は格段に悪くなったという事です
なので、テント内で自己責任において火器を使うなんていう方は一酸化炭素中毒の危険度は一段とアップするのはご承知かとは思いますが
マジで死んでしまうので、一酸化炭素警報機と十分な換気は必須になります
私、仕事柄 冬に練炭とか使ったりするのですが、あれ マジで死にそうになりますから
上段抜きで 意識があるのに体が動かないっていう事にならないように
くどい様ですが、警報機2台使って さらに換気もしっかり行う様にしてくださいね
どうやってぶった切ったの?
さて、切断して私的にはとっても良い感じになった三脚ポールなのですがここからはどんな感じで切断したのかを解説していきます。
まずは、トリポッドのスペックはこちら

文字小さくて良くわからないかもですが
とにかく 重いです!
およそ 9.5kg
そして価格は1万円位します。
オートキャンプ以外では、かなりきついと思いますのでそこは自分のスタイルと要相談してください。

こんな感じのちょっと厚手の袋に入ってます。
袋から取り出すと 太いポールが3本とテントの頂点を接続する硬質プラスチック連結部品が入っています。
今回はこの太い3本のポールをぶった切るのですが、3本どれも同じ長さなのでそれぞれを切断していきます。
今回切断する長さは10cmです 特に根拠はありませんが前回のスカートの地面からの浮き方を考慮してとりあえず10cmと決めました。
① 工具を用意する
まず、用意する物はこちら

① パイプカッター : Amazonにて購入 990円
② ラジオペンチ :ダイソー 110円
③ スケール(巻き尺) : ダイソー 110円
④ ヤスリ(棒状の物) : ダイソー 110円
パイプカッターは切断できる太さと厚みがありますので注意してください
ちなみに私が購入したのはこちら(下の画像をクリックするとAmazonサイトに飛びます)

これはパイプを切断するための工具なのですが、今後それほど出番はないと思いますので必要最低限の性能で問題ありません
② 切断するパイプの位置を確認して金具を取り出す
突起があって最後にペグを打ち込むループ紐がついているのが上から数えて⑤のポールになります。

このポール⑤の中に入っている金具をラジオペンチを使って引き抜く
引き抜く時にラジオペンチをねじりながら引き抜くと外しやすいです
手首をドアノブをガチャガチャ回すように右回転左回転する感じです

引き抜くと、こんな形状の金具が出てきます。

② 長さを計測して切断位置をマークする
金具が外れたら、今度は④番のポールの下から10cmカットします。
この時5番のポールに入っていた金具は4番のポールの端部にありますがパイプカッターで切っても金具につながっているワイヤーやゴムは切れないので安心してください
そのままつながった状態でパイプカッターで切断可能です
長さについては賛否あろうかと思いますが、私の場合は10cm切断で丁度良い感じがいたしました。
ちなみに最終確認ですが、切断してしまうともう元には戻る事はできませんし、メーカー保証もうけられなくなるので覚悟のうえ切断してください
気持ちが固まったら 長さを計測します

今回は10cm
何かマーキングする物があると正確にカット位置が把握しやすいです
私の場合はマーキングペンを忘れてしまったのでラジオペンチの先端で傷をつけてマークしました。
パイプが黒色なので白色のマーカーペンとかあると間違いにくいと思います。
③ パイプカッターでカットする
それではいよいよパイプカットです

マーキングにパイプカッターの刃の部分を軽くあてて パイプカッターのハンドルを軽く右側に回すとカッターの刃がパイプに食い込みます。
この状態でトリポッドのパイプを中心にカッターをくるっと1周するように回します。

最初の1周目はやや硬いです。
2周目 : 食い込んだパイプカッターの刃がトリポッドのパイプに食い込みながら徐々に切断していきます。
数回転すると、力を入れなくても回る様になってきます
そうしたら、パイプカッターのハンドルをちょっとだけ締め付けます
そしてまたパイプの周りをクルクルと回します
あとはこれの繰り返し
繰り返していると意外と簡単にパイプが切断できます

パイプが切れました。
パイプが切れたら中に通っている金具とクッションコードを切断したパイプをくぐして取り外します。
間違ってもつながっているコードを切断しないようにしてください
④ 取り外した金具を元にもどす
まずは、切断面のバリ取りを行います。
ちなみにバリ取りとは、鉄などを切断した際に切断面にできる突起物やささくれのような切断カスを除去する事を言います。
このバリ取りをしないと、パイプを差し込む時に引っかかって接続しにくくなったり
バリ(突起)に手をひっかけてけがをする場合もあります
バリ取りは、パイプカッターの背中にある鉄の三角のような部分でパイプの切断面をくるっとなぞるように力を加えて回すと突起部分が除去されます。
また、もっと滑らかにしたい場合は100均などで販売されているダイヤモンドヤスリなどを使うともっときれいになります

とにかく切り口は危ないので手袋をしっかりしてヤスリがけをしてみてください

ある程度削ってみたら下のポールがうまくはまるか確認してみてください
バリ取りが完了したら先ほど引き抜いた金具を元の位置に戻します

この時切断した部分の10cm分中に入っているショックコードにたるみが出ますが気になる人は中に入っているゴムを縮めてください
私は特に気にならなかったのでそのまま4段目と5段目のポールを接続しました。
以上で切断作業は終了となります。
これをあと2回行えば完了です。
手を加えたのだからせっかくなのでランタンフックを追加
今回トリポッドのDIYをしてみていかがでしたか?
設営した時、スカートが地面にピタッと着くようになるので秋冬キャンプをメインでサーカスTCを利用している人にとってはメリットは大きいと感じられたかと思います。
ただ、このトリポッドを作成した際 ワンポールでは付いていたランタンハンガーがありません
実際に設営すると中央部分に明かりが欲しくなるのですが明かりを吊るす場所がなくなってしまうのでどうしたものかと悩む方もいるかもしれません
そこで、DIYついでにトリポッドにランタンを掛けられる様にしてみましょう
で実際にどうやるか?
こうやります

分かりますでしょうか?
頭頂部のポールを接続する部分のプラスチックの部分に穴を開けて
そこから何でも良いからぶら下げておけばオッケーです。
私の場合は、100均で購入してきたチェーン付きカラビナを取り付けました。
長さ的には今一つでしたので結局はパラコードを付け足してランタンフックにしましたけど
これをたらしておく事でテント中央部にランタンをぶら下げる事が可能となります。
あるとすごく便利ですのでポールのDIYついでにやってみてはいかがでしょうか?
最後に注意ですが
今回ご紹介したDIYについてはあくまでも自己責任において行う様にしてください
短くする事によるデメリット(風通しが悪くなる)やメーカー保証を受けられなくなるなどが発生いたします。
後になって大失敗だった~とならない様に自分のキャンプスタイルに合わせて実践してみてください
今回の記事を読んでいただき、何かの参考になりましたら幸いです。
皆さん キャンプ楽しんでください
ではでは~