どーも おやじです!
最近SOOMLOOMさんの激安パップテントばかり出番が多いので他のテントの出番が無い!
奥さんからは 『 こんなに沢山持っている必要あるの? 』って
しょっちゅう言われております。
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4973-300x169.jpg)
6月現在、ソロ用のテントだけで6つあります。
確かに しばらく使っていないテントもありますけどね
キャンプ沼 恐るべし!w
さて、最近 SOOMLOOMさんのミリタリーテントばかり使っているのですが
今回は、そのミリタリーテントの二股化をしてみました。
*画僧をクリックするとAmazonに飛びます。
価格は14900円なのですが たまに高くなっている時がありますのでご注意ください。
販売者がSOOMLOOMさんになっていれば その価格が今の適正価格になります。
現在はサイドウォールが付いている X-largeっていうのが出ています。
こっちの方がお勧めかな?
お値段 17900円! 相変わらず 安いですね
ただ自分はこちらを持っていないので 寸法がわからん!
という事で旧式のタイプにはなりますが、今回作成しました自立式二股ポールの完成形をまずはご覧ください!
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/SnapCrab_NoName_2021-6-3_13-31-33_No-00-300x178.jpg)
両サイドのポールを三角にしてそれを頭と頭をつないで自立させるようにしてみました。
この記事を最後まで読んでいただければ 今回私が作成したフレームを作れると思いますので
よかったら最後までご覧になってください。
また、自立式フレームの組み立て動画も撮影してみましたのでこちらもご覧になってください。
強度はそれほどありませんが、テント内のスペースを有効に使えるのと
テント設営完了時の地面の状況や周りとの取り合いが事前に確認できるのでそういった部分では結構良いのかと思いました。
それでは早速ですが、作り方をご紹介していこうと思います。
まず! 今回はSOOMLOOMさんのパップテントの骨組みになりますが
作り方と考え方は他のテントでも同じだと思います。
あくまでも考え方ですよ!
なので次のような手順で作成してもらえれば、今回ご紹介したような物はできるのかと思います。
テント幕の寸法を計測する
これが一番重要です。
通常通りにあらかじめ付属してきたポールを使って一度設営してみてください
そして次のポイントを計測します。
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/SnapCrab_NoName_2021-6-6_13-40-22_No-00-300x180.jpg)
① テント上部のハトメからハトメまでの距離(左右の三角形の頂点と頂点との距離)
② テント上部のハトメから二股ポールを設置する予定の辺のスカート上までの長さ(三角形の斜辺)
③ 前側の幕のスカート上から背面側の幕のスカート上までの長さ(三角形の底辺部分)
この3つがわかればそれに合わせて骨組みを作ればオッケーです!
ちなみにSOOMLOOMのミリタリーテントは次の通りでした。
*番号は上の①~③の位置に対応しております。
① (2.0m)
② (1.4m)
③ (1.8m)
今回は夏でも使用可能なように 完成した時点でスカートが半分くらい浮くように設計してみました。
なので
② ・テント上部のハトメから二股ポールを設置する予定の辺のスカート上までの長さ(1.4m)→(1.45m)
③ ・前側の幕のスカート上から背面側の幕のスカート上までの長さ(1.8m)→(1.82):調整可能
という風に変更してみました。
バンドックのソロベースなども実際に設営してみてその寸法を計測すれば自分の思ったような
ポールが作成可能かと思います。
スカートの無いソロベースを冬でも使用出来るようにとか
やり方は人それぞれあるかと思います。
という事で、さっそくですが上記の寸法を元にSOOMLOOMの自立型二股ポールの作り方を解説していきたいと思います。
まずは材料ですが
使用したものはこちらになります。
購入したホームセンターは コメリさんになります。(地域限定かな?)
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4854-300x169.jpg)
φ19mmの農業用直管パイプ
ビニールハウスに使われる骨組みです。
長さは1.8mのジョイント加工されている物を6本使用しました。
自分の場合は ジョイント加工付きの物で一方が潰れているタイプ(丸じゃなくて平べったくなっています)の物が格安で売られていたのでそちらを購入しましたが、それだと地域限定的になってしまうので
購入する際は 298円のジョイント付き
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4857-300x169.jpg)
こういう先が少し細くなっている物を購入しました。
φ19mm ジョイント付き 1.8m 6本
次にエルボっていう商品を購入しました。
こういうやつです(エルボといいます)
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4977-300x169.jpg)
既に組付けてありますが
この90度に曲がったパイプ(298円)を2個買いました。
あとは、パイプの端に写っている黒いキャップ
これが150円(9個入)
そして、パイプとエルボを連結するための ねじ
今回はステンレスねじを購入しました。
サイズはこちら
M6×70mm 2個入り(168円)
それと 左右の三角通しを頭同士で連結するために単管と単管をつなげる φ19mmのジョイント(298円)
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4979-300x169.jpg)
1本のままだと長くて運搬しにくいので 1m程度の物を中央で連結出来る様にしてあります。
最後に穴6mmの鉄鋼用ドリル(498円)
これでほぼ骨組みは完成します。
予備に100均でも購入しました。(購入の際は大きいサイズ穴が無いので要確認です)
ちなみにM5とかM6とかっていうのが穴のサイズになります
今回はボルトネジなので M5の場合は5mm M6の場合は6mmの穴を開ければ
オッケーです。
あまり大きく開けすぎると ボルト頭が貫通しちゃうので確認してあけるようにしてください。
70とかっていうのがボルトの溝のついている部分の長さになります。
あと100均で 足元の開き具合を固定するためのビルディング用テープ
荷造をするためのコーナーで2個入りで売ってます。
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4884-169x300.jpg)
あとそのビルディング用のテープを取り付けるためのカラビナ
これも100均で5個入りで売っております。
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4982-300x169.jpg)
こんな感じで接続すればオッケーです。
私の場合は端部が潰れているタイプを購入しましたが
丸いままで問題ないかと思います。
あとは、単管を簡単に切断するためのカッター
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4879-169x300.jpg)
500円
ダイソーで720円
φ19mm ジョイント付き 1.8m 6本 298円×6 = 1788円
90度に曲がった接続用のパイプ(298円)×2 = 569円
黒いキャップ150円(9個入) = 150円
M6×70 2個入り(168円) =168円
φ19mmのジョイント(298円) =298円
最後に6mmの鉄鋼用ドリル(498円)
ダイソーで720円
しめて!
材料費としては 3193円
加工用の道具購入として、1218円
合計! 4411円となりました。
結果的に! 高い!w
これだったら市販品で、ちゃんとしたものを購入した方が良かったのか?
なんて思いましたが、何事もやってみなければわからないですからね
ただ、フレームが自立するっていうのは 市販品では今のところ販売されておりませんので
気になる方は参考にしていただければ幸いです。
最後に、加工寸法ですが 下記の様になります。
頭同士の連結部分
まずは、1800㎜のパイプを
ジョイント部分じゃない方を1020mmでカットして2本作製します。
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4986-300x169.jpg)
1020mmの単管が2本出来たら 端から2cmのところに穴をあける
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4987-300x169.jpg)
エルボにも同様に穴をあけて
M6×70のステンレスボルトで連結すればとりあえずオッケー
端部には黒いキャップをはめて テントの端部に損傷が起こらないように対策
キャップが無ければビニルテープなどを巻いても大丈夫だと思います。
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4978-300x169.jpg)
上の同じような物が2組できたら
連結するために1つだけに連結用のジョイントを固定します
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4979-300x169.jpg)
別に固定しなくても大丈夫だとは思いますが、念のため片方だけは固定しました。
これで頭つなぎは完成です。
次に脚の部分です。
連結した際の断面寸法はこちら
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4988-300x169.jpg)
あし 部分の寸法を 1450mmとしてますが
この寸法はスカートが若干地面から立ち上がる程度の寸法になります。
ちなみにスカート全体を地面にぴったりとしたい場合は この1450mmの寸法を1400mmにすればオッケーです。
ちなみに1450mmの時はこんな感じでスカートが浮きます。
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4938-300x169.jpg)
わかりずらい!w
地面からちょっとだけ上がる感じです。
では連結した際に1450mmとなる様にするために次の様にカットしてください
*画面をクリックすると拡大します。
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4989-300x169.jpg)
1800mmのパイプを
ジョイント部分先端から 790mmのところでカット・・・B
そして残ったパイプを690mmでカット・・・・A
AとBを入れ替えて連結すると
全長で1410mmのパイプになります。
これをエルボに差し込むとステンレスボルトからパイプ端までが1450mmとなります。
これを4セット作成します。
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4990-300x169.jpg)
あとは、足元になる部分を決めて 私の場合はAの方が地面に設置するように
足元にビルディング用のテープを設置加工しました。
せん断とかを考慮したら接続点はずらした方が良いのかもしれませんが
このフレームにそこまでの強度は期待していないのでどっちが上でも良いのかと思います。
どちらが頭になっても長さは同じなのでやりやすい方に穴をあける様にしてください。
余裕があればショックコードを追加して付けると 設営の時に脚がはずれなくて
良いのかもしれませんね。
ちなみに ばらして梱包するとこんな感じになります。
![](http://touhokuoyaji.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4984-300x169.jpg)
100均のゴムバンドで3か所縛ってあるだけです。
という事で SOOMLOOM用のミリタリーテント専用
自立式二股ポールの作成方法でした。
少しでも参考になれば幸いです。
なお、製作される場合は ドリルの穴開けやパイプの切断など
道具を使用する際に危険が伴います。
手袋をしっかりはめて、怪我の無いように十分注意の上DIYを楽しんでみてくださいね。
で最後になのですが、この自立型二股ポールを製作するにあたって
多くのYoutuberさんの動画などを参考にさせていただきました。
ほぼパクリ?的な部分も多々ありますが、その点はご容赦願います。
自立型の次は 吊り下げ型をやってみたいと思います。
あと、まだまだ先にはなりますが、今年の冬に向けてサイドウォールの製作もしてみたい。
色々と いじりがいのあるテントです。
キャンプ同様にDIYも楽しんでいきたいと思います。
こうしたらもっと良いよ!っていうご意見ありましたらコメントください。
ではでは